今こそ知りたい「会話や食事」でのコロナ対策

2:感染リスクを下げるために、気をつけたいこと
●「密接」をさける

まず、大切な前提として、同居している家族以外の人と「マスクをしない状態で会話をすること」は避けましょう。
コロナウィルスは会話など声を出すことで、2メートルほどの範囲で周りに飛び散る飛沫から感染するといわれています。
また、コロナウィルスは症状のない人からも感染するケースが多く報告されています。お互いに自覚症状がなくても、会話をする場合には、「飛沫を浴びないようにする=マスクをしっかりとつける、浴びる距離に近づかないようにする」ことが大切です。
①会話をする時に気をつけたいこと

会話をするときに、飛沫を浴びないようにするために具体的にどうすればいいかというと・・・
- 2人の間に充分な距離をあける
- 正面で向きあって会話しない
- 双方がマスクをつける
- 感染流行時はマスクを外した状態での会話を避ける
- 「電話やオンライン会議システム」も上手に活用する
ことをおすすめします。
②食事をするときに気をつけたいこと

また、感染流行時には、同居している家族以外の友人・同僚との「飲食」には最も注意が必要です。
特に、友人や同僚、パートナーとのお茶やランチ、仕事での飲食を伴う打ち合わせや会議の際には、充分に注意を払うことをおすすめします。
なぜなら、普段はマスクをしていても、飲んだり食べたりする時には、マスクを外しますし、マスクを外したまま、会話をしてしまいますよね?さらに、人と食事をするときには、お互いの距離はせいぜい50cm程度。とても近い位置に座ることが多いと思います。
これくらいの近い距離だと、テーブルに置かれた食べ物はもちろんのこと、お互いの体にも飛沫が飛び散ってしまいます。実際に日本国内でも、仕事の打ち合わせや職場の休憩室で食事中に感染したのでは?と思われるケースが数多く報告されていますので、注意が必要です。
感染者数が多く、リスクが高い時期は、「大人数での飲食を避ける」ことが大切ではないでしょうか。
また、流行期を過ぎて、社会活動が再開された場合は、
以下のポイントを押さえていただければ、基本的には問題はないと思います。
- 少なめの人数で、充分な距離をとる
- 大皿料理はあらかじめ取り分けてもらうか、菜箸で取り分ける。
- 食事前や食事が終わったら、すぐにマスクを着用することを心がける
再び、感染拡大期や流行期に入った場合には、家族以外との飲食をなるべく避けていただいた方が安心です。仕事などでの外で食事をする場合も、流行期には一人で食べていただくことをおすすめします。
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