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心に元気をくれる映画!「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(2014年アメリカ)

 シナモン、クミン、カルダモン、アニス・・・スパイスの香りが画面からふわっと漂ってきそうな五感をくすぐる映画です。フレンチとインド料理という2つの異なる料理を通じて、文化の違いを超えてご近所さんとの心温まるつながりを築いていくハートウォーミングな物語。観終わった後に、心に何ともあたたかい満足感が残るステキな映画で

「映画.com」さんによる作品紹介ページへはこちら。予告編をご覧になれますよ♪https://eiga.com/movie/80580/

♡ ストーリー

 

 物語の主人公は、インド・ムンバイでインド料理店を営む、腕利きの料理人・ハッサン。ところが、一家はある事件をきっかけに、店をたたまざるを得なくなり、南仏の片田舎の小さな村にやってきます。

 そこで、一家はインド料理を提供するレストラン「メゾン・ムンバイ」をオープンしますが、なんと、細い通りを挟んだ向かいには、マダム・マロリーが経営するミシュラン1つ星を獲得した名門フレンチレストランが・・・。

 料理のテイストといい、趣向といい、全く!異なる2つの店。料理の提供のしかたから、サービス、外観に至るまで、何一つ共通点など見いだせず、ライバル心むき出しの競争を始めてしまいます。争いの中心は、インド料理店オーナーのアクが強いハッサンのパパと、プライドが高く強気なマダム・マロリー。頑固な2人の意地と料理にかけるプライドがぶつかり合い、店のスタッフや街の人たちをも巻き込み、ますます競争がヒートアップしていきます。

 ハッサンのパパとマダム・マロリーによる、まるで小学生のような「イジワル」の応酬が笑ってしまうくらいコミカルで、コメディ要素もバッチリです!

 子供のようにいがみ合っている2つのお店のオーナーたち&料理人たちですが、様々な「事件」を通して、しだいに互いの料理の素晴らしさと料理に対する真摯な姿勢を認め合うようになります。そしていつしか、お互いのかたくなな心もほぐれていき、あたたかい隣人愛が生まれていきます。

 そして、最後には、思わず笑顔になってしまうような「とってもステキなエンディング」が待っていますよ! どうぞお楽しみに・・・。

♡自粛生活が続く今こそ、オススメの「心と感性にエネルギーをくれる作品」です♪

 ユーモアと愛にあふれた温かいストーリー、南仏の小さな村の美しい景色、町並み、そして何より色彩鮮やかで美しい料理の数々、画面から香ってくるようなスパイスやハーブのアクセント・・・五感を刺激しながら、ハートに心地よい感情を呼び覚ましてくれる作品です。

 家に閉じこもっている時間が長くなってくると、五感も鈍くなりがちですし、なかなか喜びや希望を感じにくくなってしまいますよね・・・。こんな時だからこそ、みずみずしい五感を呼び覚まし、心にあたたかい喜びを感じさせてくれる作品が元気を与えてくれるのかもしれませんね。

 自粛生活が続き、外食を楽しめなくなってしまった今、グルメ好きの方にも是非オススメしたい作品です!

♡作品情報 & 配信先情報

監督:ラッセ・ハルストレム(「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」など)

製作:スティーブン・スピルバーグ、オブラ・ウィンフリー

出演:ヘレン・ミレン(「クイーン」「RED」など)、オム・プリ、マニシュ・ダヤル

こちらのサイトで配信されています!👇

現役外科医、元報道記者の「プリンセスの歴史マニア」。 歴史上のプリンセスの人生を通して「女性がハッピーに生きる知恵」を発信中。

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