「スマホ・パソコン肩こり」解消!姿勢矯正法&簡単ストレッチ

最近、いつも以上に肩こりに悩まされてはいませんか?
新型コロナウィルス対策のために、外出を控える人やテレワークを取り入れる企業が増えた影響で、スマホやパソコンを使う時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。長時間、同じ姿勢のままでいることで、どうしても肩こりになりやすくなってしまいます。
今回は、肩こりを予防するためのポイントやデスクや椅子に座ったままできる簡単なストレッチをご紹介します!
*首の位置の矯正法やストレッチのやり方は動画で、実際の動きを交えて、わかりやすくご紹介しています♪
目次
1:その肩こり・・・原因は「スマホ首」かも!

スマホやパソコンを見ている時、あなたの頭の位置はどうなっているでしょうか?胸元やお腹にあるスマホやパソコンの画面を見ようとすると、目線は下を向き、アゴが前に突き出て、どうしても猫背になってしまいますよね・・・。
この姿勢を習慣にしてしまうと、首の後ろが斜め前に伸びきってしまい、「ストレートネック」、別名「スマホ首」の状態になってしまうのです。
頭の重さは5-8kg(体重の10%くらい)もあると言われてます。米袋ほどの重さがある頭を支えるためには、本来、頭は「首や肩の真上」に乗っていなくてはなりません。
ところが、スマホ首のように「斜め前方に頭の位置がずれてしまう」と、首と肩に大きな負担がかかってしまいます。その結果として、ひどい肩こりや頭痛に悩まされることになってしまうのです。
2:肩こりになりにくい姿勢とは?

肩こりは、姿勢の崩れが一番の原因。スマホ首の状態のままでいる限りは、マッサージや整体に通ったり、湿布を貼ったりしても、ほんの一時しのぎにしかなりません・・・。
肩こりを根本的に改善するためには、できるだけ「正しい首の姿勢を保つこと」が大切なのです。つまり、首をまっすぐに伸ばし、その真上に頭を乗せるようにすれば、首や方の筋肉に負担がかからず、肩こりを予防することが気できるのです!
♡ 正しい姿勢のチェック方法
まず、真横から鏡を見て、耳たぶと肩の位置をチェックしましょう。
★「肩より前に耳たぶがある」場合は、頭が前に落ちて、姿勢が崩れています。
★ 正しい頭の位置は、「肩の真上に耳たぶが乗っている」状態です。
現代人は、ほとんどの人が頭の位置が前にずれてしまっていますが、ちゃんと正しい姿勢に直していくことができますので、どうぞご安心下さいね。
♡ 正しい姿勢へのリセット方法
- アゴの下にリンゴ一個分の空間(約10cm)をあける
- アゴ先に手を当てて、アゴをぐっと後ろに押す。
作業の合間や気がついたときに、この方法で頭の位置をリセットをしておくと、だんだんと正しい姿勢のクセがついていきますので、取り入れてみて下さいね!
3:肩こりにならない「スマホの持ち方」

スマホを胸元やお腹の前に持っていると、どうしても頭が下がり、知らないうちにスマホ首の状態になってしまいます。肩こりを避けるためには、なるべく目線に近い高さにスマホ画面を持つのがおすすめです。
そうは言っても、スマホを高い位置に掲げ続けると、腕がだるくなって疲れてしまいそうですよね・・・。そこで、おすすめのスマホの持ち方をご紹介します!
- 首をまっすぐ上に伸ばす
- スマホを持っていない方の手の拳を、スマホを持っている側の脇にはさむ
- 拳の上にスマホを持った二の腕を乗せる
こうすると、スマホを楽に目線の高さにセットできますし、肩こりも予防できますよ。
4:肩こりにならない「PCの操作法」

肩こりを予防するためのポイントは、PC作業中に「背筋を伸ばすこと」と「肘の角度を直角にすること」です。具体的には・・・
- 首の後ろをなるべく伸ばし、画面をのぞきこまない。(頭の位置が下がりすぎないようにしながら、まぶたを少し下げるようにする)
- 肘の角度がほぼ直角になるようにする。(キーボードと体の間の距離や椅子の高さを調整する)。
こうすることで、肩こりだけでなく腰痛も防ぐことができます。パソコンの位置や椅子の高さを調整する手間はかかりますが、長時間の作業をする場合には、肩や首に負担にならない姿勢が取れるようにしておくといいですよ。
この記事へのコメントはありません。