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心を癒やす手芸の効果&おすすめレッスンサイト3選!

 会いたい人になかなか会えなかったり、自由に出かけられず気晴らしもできない・・・思うように行動できない時には、どうしても気持ちが塞いだり、不安になったり、イライラしたりしちゃいますよね。そんな時には、編み物や裁縫、刺繍などの手芸をはじめてみては?

 実は、手芸は医学的にもうつ病や認知症に良い効果をもたらすことが科学的に証明されていて、病院や介護事業所の作業療法にも取り入れられてるんです。

 私自身も、自粛期間中に刺繍や裁縫をしていましたが、不安な気持ちやイライラした気持ちが紛れますし、不思議と気分が落ち着いてきますし、何より美しいものを作っていると、トキメキがふつふつと沸いてきます♪

今回は、手芸の癒やし効果と自宅で手軽にレッスンできるサイトについて、ご紹介します♪

1:手芸の5つの癒やし効果

①不安やストレスが和らぐ

 イギリスの研究によると、「裁縫や編み物をすると、「幸せホルモン」と言われるセロトニンが多く分泌され、不安やストレスが和らぐ」とのこと!

 セロトニンは、ウォーキングのように単純な動作を繰り返すことで、脳の中にたくさん分泌されます。裁縫や編み物をする時にも、針や編み棒を規則的に動かしますよね?だから、セロトニンがたくさん分泌されるのです。

 実は、セロトニンには「強い抗うつ作用」があって、うつ病の治療にも用いられています。そういうわけで、手芸は精神科の作業療法として広く取り入れられているんですよ。

②リラックス効果 

 セロトニンが分泌されると、落ち込みが改善するだけでなく、副交感神経にも働きかけてくれます。そうすると、イライラや緊張が和らぎ、リラックスすることができます。

 さらに、手作業に集中している時は、頭の中に余計な考えが浮かびにくくなり、「今、ここ」に意識が向きやすくなります。「今、ここ」に意識を集中させるこで、瞑想やマインドフルネスと同じような「リラックス効果」があるといわれているんですよ♪

③喜びや達成感が得られる

 手芸をすることで、「脳の中でドーパミンという物質が分泌されて、幸福感や喜びを感じたり、やる気がでる」といわれています。確かに、私も一つ作品が完成するたびに「やったー!!」と達成感を感じますし、上達しているのが目に見えてわかるので、だんだん自信もわいてきます!

 また、かわいらしいものや美しいものを作っている時って、とてもときめきませんか?「どんなものができるのかな?」とワクワクしたり・・・作業をしている間も、とっても幸せな気分になれますよ!

④辛い気持ちや悲しみがまぎれる

手芸は、作業の手順を考えながら、手と目を忙しく動かして…と、以外と集中力が必要なんですよね。手元の作業に没頭しているときには、確かに他のことをあまり考えられないかも…。

悩み事や悲しいことがある時にも、作業をしている間は余計なことを考えずに済むのかもしれません。

 私が診療に携わるなかでも、入院中や自宅で療養中に、編み物や裁縫をされている患者さんが何人もいらっしゃいました。こんなお話を患者さんから伺ったこともあります。

「やっている間は頭の中が空っぽになるし、時間があっという間に過ぎるの」

「かわいいものを作っていると楽しい気持ちになれる」

「『誰かにあげよう』と思って作っていると、自分の辛さを忘れられるのよ」

 患者さんの手作りの品をいただく機会も多いのですが、作って下さった方のやさしい想いが伝わってくるものばかりで、いつも力をいただいています♪

私も時々、刺繍や裁縫をしていますが、嫌なことがあっても、作業を始めると忘れてしまっていることが多いかも。気持ちを紛らわせたい時や気分を切り替えたい時には、おすすめですよ!

⑤脳の機能が活性化して、認知機能がUP!

 高齢者の方も介護施設やデイケアでよく手芸をされていますよね?認知症のある方が手芸をすると表情が明るくなったり、感情が落ち着いたり、反応が良くなったりするそう。

 アメリカの研究でも、定期的に編み物をしている人の方がしていない人よりも、認知機能や記憶力が下がりにくいという報告もあるそうです。

 作業手順を覚えたり、細かく指先を動かしていくうちに、記憶力や空間認知能力など脳の機能が活性化されて、認知機能が改善するのでは?と言われています。

 

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現役外科医、元報道記者の「プリンセスの歴史マニア」。 歴史上のプリンセスの人生を通して「女性がハッピーに生きる知恵」を発信中。

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