オードリーの言葉に学ぶ「ハッピーライフを生きる7つの知恵」

「ローマの休日」「麗しのサブリナ」・・・数々の名画で魅力的なヒロインを演じたオードリー・ヘップバーン。スクリーンを彩るはじけるような笑顔とハイセンスなファッション、そして、その凜とした美しさは、今でも世界中の女性たちの憧れですよね。
美しく華やかなハリウッド女優は数あれど、ここまでオードリーが多くの人に愛され続けているのは一体、なぜなのでしょうか?
それは、きっと、美しい容姿だけでなく、人に対するあたたかい振る舞いや美しい心をあわせ持っていたから・・・。
地位も名誉も手に入れたハリウッドの大女優としては、とても珍しいことに、オードリーは「自分も周りの人もハッピーにする生き方」を生涯、貫いた女性でした。
今回は、オードリーの素敵な言葉たちを元に、「オードリー流ハッピーライフの知恵」をひもときます♪
1:苦難も幸福へと転換させた人生との向き合い方

スクリーンでは幸せそうな笑顔を届けていたオードリーですが、彼女の歩んできた人生はけして平坦なものではなく、むしろ思わぬ苦難や挫折の連続でした。
オードリーが物心つく頃から両親の仲がとても悪く、6歳の時に父は家を出てしまいます。諍いの絶えない両親の姿しか知らずに育ったオードリーは、幼い頃から、「あたたかい家族」と「争いのないあたたかな人間関係」を何より求めていました。
やがて、バレエに打ち込むようになり、バレリーナになることを夢見ていましたが、第二次世界大戦が起きて、レッスンを中断しなければならなくなってしまいます。
そればかりか、当時、オードリーが暮らしていたオランダに、ドイツ軍が侵攻し、一家は家も持ち物もお金も、そして自由と健康も、全てを奪われてしまったのです・・・。

その後、バレリーナをめざし、ロンドンのバレエ学校で本格的な訓練を積みますが、高すぎる身長のためにバレリーナを諦めざるを得ませんでした。
そこで、オードリーは、母と自分の生活費を稼ぐために、モデルや映画の端役のアルバイトを始めます。どんな仕事や役に対しても真摯に取り組んでいるうちに、舞台や映画の監督やプロデューサーの目にとまるようになり、「ローマの休日」のヒロインに大抜擢されたのです。
やがて、ハリウッドで女優として大成功を収めますが、何より家庭を大切にしていたにも関わらず、なかなかパートナーには恵まれず、2度の辛い離婚も経験しています。
そのような苦労を重ねてきたからでしょうか、オードリーは誰に対してもあたたかく、どんなに名声を積み重ねても、常に謙虚であり続けました。
そんなオードリーは周りの誰からも愛されたそうで、彼女を知る人たちは口を揃えて、「オードリーを悪く言う人なんて、誰一人としていなかった」と証言しています。
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